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健康ガイドブログ ちょっと寄り道

現役治療師による、ちょっと片手間に健康について学べるブログ。

手軽に風邪予防! 板藍根(ばんらんこん)とは

皆さんこんにちは。

今回は主に中国で風邪やインフルエンザなどの常備薬として使用される、板藍根(ばんらんこん)という生薬について解説していきます。

 

日本ではあまり馴染みのない物ですが、中国では時に売り切れることもあるというほどポピュラーな商品になります。

 

では、板藍根とはどんなものなのでしょうか。

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板藍根とは

板藍根はアブラナ科の植物で、ホソバタイセイの根を使用しています。(中国ではリュウキュウアイの根も使用)

 

中国では古くから風邪やインフルエンザなどの常備薬として使用されていたようです。使用方法は飲み薬として使ったり、うがいに使われたりしています。(中国では民間薬のような扱いで、日本では健康補助食品として出回っています)

 

 

 

 板藍根の効果・効能

板藍根の効果はいくつかあるとされています。

 

西洋医学的効果・・・解熱・鎮静、抗炎症作用など

風邪、耳下腺炎、のどの痛み、インフルエンザ、口内炎、気管支炎、肺炎、ウイルス性肝炎、ニキビ、湿疹、アトピー性皮膚炎などに一定の効果があるといわれています。(ただし、現段階では医薬品ではないので効果を標榜するものではありません)

東洋医学的効果・・・清熱解毒、涼血解毒

性味は苦、寒で帰経は心、胃、肺といわれています。主に熱があるときの風邪やインフルエンザ、炎症性の疾患、のどの痛みなどに使用されています。冷やす性質があるので、一般的に冷えや寒気があるときには使用しません。

板藍根を使った代表的な処方には板藍大青湯、普斉消毒飲などがあります。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

漢方で風邪に使う葛根湯や麻黄湯などは、基本的に寒気があるときにしか使用しません。寒気よりも熱が強いときは銀翹散や天津感冒片などを使用したりします。

 

つまり、葛根湯などは使用するタイミングが限られるので使いづらいという弱点がありますが、板藍根があれば少し時間の経った風邪などにも使用できて便利です。

 

いざという時に手軽に使える常備薬として、板藍根を置いておくのも一つの選択肢といえるでしょう。