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健康ガイドブログ ちょっと寄り道

現役治療師による、ちょっと片手間に健康について学べるブログ。

漢方と薬膳 白菜の効能とは

皆さんこんにちは。

最近は日に日に寒くなり、鍋がおいしい季節になってきました。今は草鍋というパクチーやセリなどをたくさん入れた鍋が流行ってきているようですね。

 

今では当たり前に食卓に並ぶ白菜ですが、その効能や効果、歴史などはあまり知られていません。

 

今回はそんな白菜について解説していこうと思います。

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白菜とは

アブラナ科の植物で、旬は11月から2月ごろです。本来は晩秋から冬にかけて収穫されますが、現在は一年中手に入れられます。

 

中国北方が原産のようで、日本に伝来したのは明治末期といわれています。しかし、現在のようによく食べられるようになったのは最近で、大正時代に普及、全国的に栽培されるようになったのは昭和からとされています。

 

 

 

白菜の品種

白菜にもいろいろ種類がありますが、普段目にしないものも多いです。代表的なものは以下の通りです。

・円筒型(包被型)・・・日本で一番出回っているとされる品種。最近は球の内部が黄

            色みがかったものが主流のようです。

・砲弾型・・・頭の部分が少しとがって砲弾のような形をした白菜です。

・たけのこ白菜・・・縦に細長い形をした白菜。

・半結球白菜・・・胴がしまり頭が開いている白菜。関東で多いようです。

・ミニ白菜・・・小型の白菜。通常の3~4分の1くらいの大きさしかありません。

・オレンジクイーン・・・キャベツと交配してできた白菜。中が黄色いようです。

 

 

 

白菜の効能

白菜は100gあたり14kcal程度とヘルシーな野菜です。栄養素としてはそれほど多くはありませんが、食物繊維、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、カルシウム、モリブデンなどが含まれています。

 

 白菜(根)に多く含まれるビタミンB6は欠乏すると皮膚炎や口内炎などを引き起こします。また、糖や脂質の代謝にも関わっているとされています。

 

西洋医学的効能

がんの予防作用・・・白菜に含まれるモリブデンがニトロソアミンという発がん物質の

          合成を阻害します。食物繊維によって便通を良くし、大腸がんの

          予防にも役立ちます。また、白菜などのアブラナ科の植物は乳が

          んの生存期間を延ばすという研究報告もあるようです。

東洋医学的効能

消食下気・・・消化を促進して胃腸を整えます。

清血除煩・・・浄血作用があり、ストレスを抑制します。

通便・・・便秘を解消します。

解酒毒・・・酒の毒を解消します。

 

薬膳的性質

白菜は甘味で寒熱は涼性(平性とも)といわれます。消化を助けて便通を良くしますが、過食すると身体を冷やす恐れがあります。

 

下痢など胃腸が弱い方は少なめにするか、ショウガなど温性のものと一緒に食べるようにするといいでしょう。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

食材は薬ではないので少しくらい食べ過ぎたりしても大きな変化はありません。

 

しかし、過食したり毎日食べるうちに徐々に身体が変化していきます。自分の体質に合わせて毎日少しずつ摂るか調整するのがいいでしょう。

 

白菜の栄養素は熱に弱いものが多いので、スープごと食べるか熱を入れるのは短めにすると栄養素をしっかりとることができます。